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SAITAMA TRUCKING ASSOCIATION KAWAGOE BRANCH
 
モバイル脳ドックについて
2022-07-02
 自動車運転中に脳梗塞・脳出血・くも膜下出血といった脳血管疾患が起こると、意識障害、運動麻痺等により、事故を回避するための行動をとることができなくなります。その結果、重大事故を引き起こす危険性も高まります。よって、これらの病気への対処は、発症してからでは遅く、発症する前の予防、発見が重要であると言えるでしょう。
 また、国土交通省の『自動車運送事業者における脳血管疾患対策ガイドライン』においても事業者が運転者に対して積極的に脳健診を受診させることが推奨されていることもあり、(一社)埼玉県トラック協会からも脳ドックの受診に対する助成金制度が設けられています。
 しかしながらMRI脳ドックを病院で受診しようとする場合、病院までの往復の移動時間や待ち時間を含め半日以上を費やしてしまうこととなり、運転者全員に受診させることに対する大きな障害となっていました。
 そんななか、株式会社フリールが保有するMRI搭載のトレーラーが任意の場所まで出張して検査を行ってくれる()との情報を聞きつけ、理事中心に受診者を募り、理事である 株式会社 兼藤コーポレーション様の駐車場を借用し、試験的に受診しました。
 事前に受診の順番や時間を打ち合わせておくことで一人一人の待ち時間も少なく、問診から受診終了までわずか30分という短時間で終わりました。これなら事前にスケジュールを組み、平日稼働日でも出庫前や帰庫後に順番に運転者を受診させることも充分可能であると感じましたので、興味ある方は是非、会社へ招聘しての受診を検討してみてください。

()最低15名受診者を集める必要があることや、トレーラーの通行が可能であること、トレーラーの駐車が可能な平坦なスペースがあること、鉄塔など電磁波を発する構築物が近隣にないことなど条件あり